3つの言葉しか言えないんですが。
2005年1月10日成人式当日。
5時前に起きて美容院に行く彼女を見送り、9時頃に帰るというので8時半にアラームかけてもう一眠り。
8時半前に帰ってきた晴れ着姿の彼女に起こされました(死
成人式が9時半集合だというので、軽く朝食を済ませて。
着物以外の小物の準備などをする彼女を眺めて。
ニヤニヤしてました。
自慢の嫁ですから。
・・・家にいないケドな(爆死
中学時代に仲の良かった友達と、あまり一緒にいられそうにないと、彼女自身はあまり乗り気じゃなかったのですが。
「なだめて送り出すのも俺の仕事だしな〜」なんて冗談を言いながら彼女に準備してもらって。
9時過ぎに近所の同級生が向かえに来て、会場の中学校に向かう彼女を見送って。
彼女の部屋でもう少し寝ておこうと、そそくさと引き上げようかと思ったのですが。
お母さんに呼ばれました。
別居後ちゃんと話すのは初めてなわけで。
端折った事情の説明と。
現状の説明と。
今後の展望についてなど聞かれたわけですが。
基本的に3つしか返す言葉がありませんでした。
即ち。
「ご心配おかけして申し訳ないです」
「俺にもわかりません」
「もう少し考える時間をあげて欲しいと思います」
の3つ。
本当は4人で話をするのが望ましいのだろうけど、俺と戻って欲しいと願っている以上、きっと説得する方向で話を進めてしまうだろうからと。
きっとまた彼女を追い詰めて喧嘩になってしまうだろうからと。3人での話しだった。
ぶっちゃけなにを聞かれたとしても。
現状でどーにかなりそーな要素があるわけでもなく。
なにも出来てないことの報告とお詫び。
そして彼女自身にもう少し時間が必要だから焦らないで欲しいと言う以外になにが言えるわけでもないわけで。
平謝る以外に出来ることもなかった・・・・
そうなるのは覚悟してたけどさ・・・あの家族から中心だったはずの一人娘を奪ったのは俺なわけで。
今までも、早くなんとかしろってゆー無言のプレッシャーは感じてた。
話をしても期待に応えるようなことがなにも言えないのもわかってたけど。
彼女の心を俺に向けておけなかった俺にも、当然責任があるわけで・・・
嘘がないように答えるしかなかった。
別になにからなにまで全部言ったわけじゃないけど。
結局上の3つの言葉以外はほとんど喋ってないしな・・・
例外といえば、俺の親がどう思っているか心配していたので、年始にお袋からきた「何事もなかったように顔を見せて欲しい」というメールを見せた程度。
「親としては本音を言えば二人がやり直して欲しいと思っている部分はあります。だけど貴方には随分長い間待ってもらっているし・・・本当に限界だと思ったときは言ってください」
と最後にお母さんから泣きながら言われて。
いや泣きながら言われても言えないだろうとか思いながら。言わないけど。
本音で応えた。
「本当に限界でもう嫌ならとっくにやめてます。俺は自分が待ちたいから好きで待ってるんですよ。俺自身のために」
そう答えながら。
何度も繰り返した「もう少し考える時間をあげて欲しいと思います」は、自分自身にも言い聞かせているようで。
彼女の部屋に戻って横になってぐるぐる考えているうちに眠ってしまって。
また帰ってきた彼女に起こされた。
これから友達と食事に行くという彼女には重い報告はしづらく。
私服に着替えた彼女の準備を眺めて三度見送った。
いい加減目も覚めた俺は彼女の部屋で一人、さっきの報告のこと、今後のことを考えて。
どうしていいのかわからなくなってどうにもならなくなり。
部屋の鍵をかけて少しだけ泣いた。
俺の葛藤や、板ばさみになっている今の状況や、これからに対する不安を、どこまで彼女に伝えていいのかもわからなかった。
しばらくして落ち着きはしたが、鍵を外すのを忘れていた俺は、帰ってきた彼女に「なんで鍵かけてたん?」と聞かれて言い訳に困った。
不安だった成人式を想いの他楽しく過ごせた彼女は幸せそうで。
その顔を見た俺も幸せだった。
一緒に過ごせた同級生に少し妬けたけど。
そのまま寝不足だった彼女と一緒に眠り。
俺だけ0時過ぎに目を覚ました。
薄暗い部屋の天井を見詰めながら。
やりきれなくなってまた少しだけ泣いた。
答えを迫らないんじゃなくて迫れないんだよ・・・
入籍して俺と暮らしたのが5ヶ月。
彼と暮らすようになってもう4ヶ月以上。
「あたしが5ヶ月の間どのくらい苦しんでたかわからないくせに」
部屋を出て行った頃に彼女にそう言われた。
苦しみ方は違うだろうし、期間が同じだから同じだとは言えないだろうけど。
彼女にとって5ヶ月という時間は答えを出すには足らないのだろうか。
1月が終わる頃には、答えを求めてみたい。そう思っていた。
5時前に起きて美容院に行く彼女を見送り、9時頃に帰るというので8時半にアラームかけてもう一眠り。
8時半前に帰ってきた晴れ着姿の彼女に起こされました(死
成人式が9時半集合だというので、軽く朝食を済ませて。
着物以外の小物の準備などをする彼女を眺めて。
ニヤニヤしてました。
自慢の嫁ですから。
・・・家にいないケドな(爆死
中学時代に仲の良かった友達と、あまり一緒にいられそうにないと、彼女自身はあまり乗り気じゃなかったのですが。
「なだめて送り出すのも俺の仕事だしな〜」なんて冗談を言いながら彼女に準備してもらって。
9時過ぎに近所の同級生が向かえに来て、会場の中学校に向かう彼女を見送って。
彼女の部屋でもう少し寝ておこうと、そそくさと引き上げようかと思ったのですが。
お母さんに呼ばれました。
別居後ちゃんと話すのは初めてなわけで。
端折った事情の説明と。
現状の説明と。
今後の展望についてなど聞かれたわけですが。
基本的に3つしか返す言葉がありませんでした。
即ち。
「ご心配おかけして申し訳ないです」
「俺にもわかりません」
「もう少し考える時間をあげて欲しいと思います」
の3つ。
本当は4人で話をするのが望ましいのだろうけど、俺と戻って欲しいと願っている以上、きっと説得する方向で話を進めてしまうだろうからと。
きっとまた彼女を追い詰めて喧嘩になってしまうだろうからと。3人での話しだった。
ぶっちゃけなにを聞かれたとしても。
現状でどーにかなりそーな要素があるわけでもなく。
なにも出来てないことの報告とお詫び。
そして彼女自身にもう少し時間が必要だから焦らないで欲しいと言う以外になにが言えるわけでもないわけで。
平謝る以外に出来ることもなかった・・・・
そうなるのは覚悟してたけどさ・・・あの家族から中心だったはずの一人娘を奪ったのは俺なわけで。
今までも、早くなんとかしろってゆー無言のプレッシャーは感じてた。
話をしても期待に応えるようなことがなにも言えないのもわかってたけど。
彼女の心を俺に向けておけなかった俺にも、当然責任があるわけで・・・
嘘がないように答えるしかなかった。
別になにからなにまで全部言ったわけじゃないけど。
結局上の3つの言葉以外はほとんど喋ってないしな・・・
例外といえば、俺の親がどう思っているか心配していたので、年始にお袋からきた「何事もなかったように顔を見せて欲しい」というメールを見せた程度。
「親としては本音を言えば二人がやり直して欲しいと思っている部分はあります。だけど貴方には随分長い間待ってもらっているし・・・本当に限界だと思ったときは言ってください」
と最後にお母さんから泣きながら言われて。
いや泣きながら言われても言えないだろうとか思いながら。言わないけど。
本音で応えた。
「本当に限界でもう嫌ならとっくにやめてます。俺は自分が待ちたいから好きで待ってるんですよ。俺自身のために」
そう答えながら。
何度も繰り返した「もう少し考える時間をあげて欲しいと思います」は、自分自身にも言い聞かせているようで。
彼女の部屋に戻って横になってぐるぐる考えているうちに眠ってしまって。
また帰ってきた彼女に起こされた。
これから友達と食事に行くという彼女には重い報告はしづらく。
私服に着替えた彼女の準備を眺めて三度見送った。
いい加減目も覚めた俺は彼女の部屋で一人、さっきの報告のこと、今後のことを考えて。
どうしていいのかわからなくなってどうにもならなくなり。
部屋の鍵をかけて少しだけ泣いた。
俺の葛藤や、板ばさみになっている今の状況や、これからに対する不安を、どこまで彼女に伝えていいのかもわからなかった。
しばらくして落ち着きはしたが、鍵を外すのを忘れていた俺は、帰ってきた彼女に「なんで鍵かけてたん?」と聞かれて言い訳に困った。
不安だった成人式を想いの他楽しく過ごせた彼女は幸せそうで。
その顔を見た俺も幸せだった。
一緒に過ごせた同級生に少し妬けたけど。
そのまま寝不足だった彼女と一緒に眠り。
俺だけ0時過ぎに目を覚ました。
薄暗い部屋の天井を見詰めながら。
やりきれなくなってまた少しだけ泣いた。
答えを迫らないんじゃなくて迫れないんだよ・・・
入籍して俺と暮らしたのが5ヶ月。
彼と暮らすようになってもう4ヶ月以上。
「あたしが5ヶ月の間どのくらい苦しんでたかわからないくせに」
部屋を出て行った頃に彼女にそう言われた。
苦しみ方は違うだろうし、期間が同じだから同じだとは言えないだろうけど。
彼女にとって5ヶ月という時間は答えを出すには足らないのだろうか。
1月が終わる頃には、答えを求めてみたい。そう思っていた。
コメント