the living dead.
2004年10月30日生きてるってなんなんだろう。
ちゃんと呼吸してる。
鼓動もある。
ちゃんと毎日寝起きして、仕事までしてるよ。
誰もいない部屋に毎日ちゃんと帰って。
「ちゃんと食べて」って言うから飯も食ってる。
一人きりの部屋で作業みたいに一人で。
もう一ヶ月半、湯船にはお湯も張らずにシャワーだけ浴びて。
シャツがなくなったら洗濯して。
「部屋の掃除終わったら帰る」
そんなセリフに”期待するだけ苦しくなる”って気付きながら部屋の掃除もすすめて。
火曜と金曜の朝には猫のトイレも掃除して。
毎日猫達に餌と水やって。
俺が都合のいいセカンドでいれば君は幸せなのかなって。
必死で自分に言い聞かせて。
ろくにメールも返ってこない。
一ヶ月近く声も聞いてない。
最後に会ったのは・・・・
表向き”ちゃんと”生活出来ていれば君は安心していられるのかな。
そう思って自分に言い聞かせてカラ元気で生きてる。
すべてが味気なく、意味もなく。
ただ辛いだけの日々を、いつか・・・いつ来るのかもわからない、こないのかも知れない、君の帰ってくる”いつか”を待って。
それだけのためにただ寂しさと痛みに耐えるだけの一日を続けて。
もう二ヶ月が経った。
先週の土日に久々に友達と会って騒いで。
周りの勢いに合わせてる内に、俺も元気になれないかなって。
無理にテンション上げて。
自虐ネタに走ってみたりして。
”日曜には逢える”ただその期待が支えだったのかもしれない。
「猫と暮らせる部屋に引越したいから、早く離婚して部屋を探したい」
この部屋を出て行った当初はそう言ってたのに、いつの間にか離婚を迫らなくなったね。
彼の部屋で遊ぶためにPC送って欲しいって、何度も言われた。
彼と遊ぶためのモノを、俺が梱包して送るのなんて想像するだけで苦痛で、自分でやれよって何度も返して。
それも段々言わなくなったね。
部屋に来た君が自分で送ってるんじゃないかと心配したけど、まだそれは部屋にあった。
リビングには掃除機までかけてあって。
”帰ってくるかもしれない”そんな、”かもしれない”を支えにして、そんな期待に縋って毎日・・・無闇に長い一日を過ごして。
必死で生きてた。
君が帰ってくる場所を守っていたくて。
それしか俺には出来なくて。
一人では広過ぎる部屋を、二人で暮らすために借りた部屋を守っていたくて。
”かもしれない”なんて希望的観測に過ぎないって気付きながら。
他に縋れるものすらないままに。
そんな自分に気付いてまた泣きたくなりながら。
猫だってたまに会えればいいのかもしれない。
PCくらい買ったのかもしれない。
俺になんてろくに会わなくても二ヶ月ちゃんと暮らせてた。
もう俺なんて必要ない。
本当は気付いてたんだ。ただの願望に過ぎないって。
それを見ない振り、気付かない振りをして、出来ることをやるしかないって自分に言い聞かせてた。
一握りの可能性を見付けてはそれに縋るようにして生きてた。
”死にたい。どうせもう必要ない”そんな気持ちに蓋をして押えつけながら。
広過ぎる部屋で、よく二人で行ったスーパーで、電車の中で、バスの中で、いつもの帰り道で、不意に想い出して泣き出しそうになる。
仕事中はそれに集中して忘れられる時間だった。
だから仕事中だけは煙草もあまり吸わないで済んでた。
それすら難しくなって、喫煙室も常連になった。
やりたかった仕事に就いて、憶えることは多いけど遣り甲斐はあったのにな。
必死で頑張ってもひどく虚しい。
認めて欲しい君はもういなくて。
癒して欲しい君はもういなくて。
辛いだけで意味がない。
首・肩・背中・腰・尻が疲れてバキバキで。
よく二人でお互いをマッサージしたね。
このまんま首がもげても別にいい。
12月にはボーナスもでる。
そのお金で、今更だけどエンゲージリングを贈るつもりだった。
長崎の、動物に触れる動物園を知って、指輪よりそこに行きたいって言ってたね。
どっちにしようかなんて考えてた。
もう意味もないのに、他に使い道もない。
引越し代にはしたくない・・・・
いい加減、社会生活を送るのが困難で。
年内くらいで仕事辞めて、ワンルームならバイトでも生活出来るかななんて考えたりもした。
でもそもそも・・・年末にはくたばってるなきっと。
誕生日。
クリスマス。
今年こそは二人で一緒に年を越そうなんて約束もしたね。
想い出と約束がいっぱいあって。
生きて年を越せる気がしない。
死にたい。限界。疲れた。
そんな言葉しかもう出てこなくて。
言葉を発すれば弱音になって君を傷付けてしまいそうで。
それはきっと責められているように感じるんだろうし、実際に君を責めてしまわないとも限らなくて。
もう本当に自制も効かなくて。
メールも返せなくなってた。
日記も書けなかった。
俺は感情を表に出すのが苦手で。
そのトラウマも君は無理矢理に覗き込んで、引き出してくれて。
上手く笑えなかった俺が、君と暮らして少しずつ笑えるようになった。
”寂しい”、”苦しい”、”死にたい”。
言葉に出来なくて。誰にも言えなくて。
そばに居て欲しいのは君だけで。
すべての感情を押し込めて。
全部が内に向かって。
俺はまた笑えなくなった。
抱え込んで抑え込んで飲み込んで。
また壊れちゃった。
生きてるってなんだろう。
呼吸して、鼓動して、仕事までして。
家事やって猫の世話して飯食って。
身体はまだなんとか生きてるけど、思考を捨ててる。
考えること、感じることを放棄して。
考えると泣きたくなるから。
寂しさを感じると死にたくなるから。
死にたい。死ねない。そんな自由も俺にはない。
俺に「生きてて」って言う君はそばにいないのに。
苦しんで耐えて生きててもなにもしてくれないのに。
そういうセリフはそばで支える覚悟があるから言えるんじゃないのかよ。
生ける屍が本当の死体になったって大差ない。
止めたきゃ帰ってこいなんて脅迫するつもりはないけど。
俺を止める権利なんて誰にもねぇよ。
こんな風にでも生きてれば満足なのか?
生きてる意味なんてない。
「もう傷付くだけだから関係ないって思っとけ」
そう言った俺に、「関係ないなんて思えないよ」って君は返した。
関係があっただけで、君の中では俺はもう”過去”の人だろ。
”今”には必要のない人・・・・
いらないじゃん俺なんか。
所詮その程度。
俺の存在なんて、きっともう必要ないんだ。
ちゃんと呼吸してる。
鼓動もある。
ちゃんと毎日寝起きして、仕事までしてるよ。
誰もいない部屋に毎日ちゃんと帰って。
「ちゃんと食べて」って言うから飯も食ってる。
一人きりの部屋で作業みたいに一人で。
もう一ヶ月半、湯船にはお湯も張らずにシャワーだけ浴びて。
シャツがなくなったら洗濯して。
「部屋の掃除終わったら帰る」
そんなセリフに”期待するだけ苦しくなる”って気付きながら部屋の掃除もすすめて。
火曜と金曜の朝には猫のトイレも掃除して。
毎日猫達に餌と水やって。
俺が都合のいいセカンドでいれば君は幸せなのかなって。
必死で自分に言い聞かせて。
ろくにメールも返ってこない。
一ヶ月近く声も聞いてない。
最後に会ったのは・・・・
表向き”ちゃんと”生活出来ていれば君は安心していられるのかな。
そう思って自分に言い聞かせてカラ元気で生きてる。
すべてが味気なく、意味もなく。
ただ辛いだけの日々を、いつか・・・いつ来るのかもわからない、こないのかも知れない、君の帰ってくる”いつか”を待って。
それだけのためにただ寂しさと痛みに耐えるだけの一日を続けて。
もう二ヶ月が経った。
先週の土日に久々に友達と会って騒いで。
周りの勢いに合わせてる内に、俺も元気になれないかなって。
無理にテンション上げて。
自虐ネタに走ってみたりして。
”日曜には逢える”ただその期待が支えだったのかもしれない。
「猫と暮らせる部屋に引越したいから、早く離婚して部屋を探したい」
この部屋を出て行った当初はそう言ってたのに、いつの間にか離婚を迫らなくなったね。
彼の部屋で遊ぶためにPC送って欲しいって、何度も言われた。
彼と遊ぶためのモノを、俺が梱包して送るのなんて想像するだけで苦痛で、自分でやれよって何度も返して。
それも段々言わなくなったね。
部屋に来た君が自分で送ってるんじゃないかと心配したけど、まだそれは部屋にあった。
リビングには掃除機までかけてあって。
”帰ってくるかもしれない”そんな、”かもしれない”を支えにして、そんな期待に縋って毎日・・・無闇に長い一日を過ごして。
必死で生きてた。
君が帰ってくる場所を守っていたくて。
それしか俺には出来なくて。
一人では広過ぎる部屋を、二人で暮らすために借りた部屋を守っていたくて。
”かもしれない”なんて希望的観測に過ぎないって気付きながら。
他に縋れるものすらないままに。
そんな自分に気付いてまた泣きたくなりながら。
猫だってたまに会えればいいのかもしれない。
PCくらい買ったのかもしれない。
俺になんてろくに会わなくても二ヶ月ちゃんと暮らせてた。
もう俺なんて必要ない。
本当は気付いてたんだ。ただの願望に過ぎないって。
それを見ない振り、気付かない振りをして、出来ることをやるしかないって自分に言い聞かせてた。
一握りの可能性を見付けてはそれに縋るようにして生きてた。
”死にたい。どうせもう必要ない”そんな気持ちに蓋をして押えつけながら。
広過ぎる部屋で、よく二人で行ったスーパーで、電車の中で、バスの中で、いつもの帰り道で、不意に想い出して泣き出しそうになる。
仕事中はそれに集中して忘れられる時間だった。
だから仕事中だけは煙草もあまり吸わないで済んでた。
それすら難しくなって、喫煙室も常連になった。
やりたかった仕事に就いて、憶えることは多いけど遣り甲斐はあったのにな。
必死で頑張ってもひどく虚しい。
認めて欲しい君はもういなくて。
癒して欲しい君はもういなくて。
辛いだけで意味がない。
首・肩・背中・腰・尻が疲れてバキバキで。
よく二人でお互いをマッサージしたね。
このまんま首がもげても別にいい。
12月にはボーナスもでる。
そのお金で、今更だけどエンゲージリングを贈るつもりだった。
長崎の、動物に触れる動物園を知って、指輪よりそこに行きたいって言ってたね。
どっちにしようかなんて考えてた。
もう意味もないのに、他に使い道もない。
引越し代にはしたくない・・・・
いい加減、社会生活を送るのが困難で。
年内くらいで仕事辞めて、ワンルームならバイトでも生活出来るかななんて考えたりもした。
でもそもそも・・・年末にはくたばってるなきっと。
誕生日。
クリスマス。
今年こそは二人で一緒に年を越そうなんて約束もしたね。
想い出と約束がいっぱいあって。
生きて年を越せる気がしない。
死にたい。限界。疲れた。
そんな言葉しかもう出てこなくて。
言葉を発すれば弱音になって君を傷付けてしまいそうで。
それはきっと責められているように感じるんだろうし、実際に君を責めてしまわないとも限らなくて。
もう本当に自制も効かなくて。
メールも返せなくなってた。
日記も書けなかった。
俺は感情を表に出すのが苦手で。
そのトラウマも君は無理矢理に覗き込んで、引き出してくれて。
上手く笑えなかった俺が、君と暮らして少しずつ笑えるようになった。
”寂しい”、”苦しい”、”死にたい”。
言葉に出来なくて。誰にも言えなくて。
そばに居て欲しいのは君だけで。
すべての感情を押し込めて。
全部が内に向かって。
俺はまた笑えなくなった。
抱え込んで抑え込んで飲み込んで。
また壊れちゃった。
生きてるってなんだろう。
呼吸して、鼓動して、仕事までして。
家事やって猫の世話して飯食って。
身体はまだなんとか生きてるけど、思考を捨ててる。
考えること、感じることを放棄して。
考えると泣きたくなるから。
寂しさを感じると死にたくなるから。
死にたい。死ねない。そんな自由も俺にはない。
俺に「生きてて」って言う君はそばにいないのに。
苦しんで耐えて生きててもなにもしてくれないのに。
そういうセリフはそばで支える覚悟があるから言えるんじゃないのかよ。
生ける屍が本当の死体になったって大差ない。
止めたきゃ帰ってこいなんて脅迫するつもりはないけど。
俺を止める権利なんて誰にもねぇよ。
こんな風にでも生きてれば満足なのか?
生きてる意味なんてない。
「もう傷付くだけだから関係ないって思っとけ」
そう言った俺に、「関係ないなんて思えないよ」って君は返した。
関係があっただけで、君の中では俺はもう”過去”の人だろ。
”今”には必要のない人・・・・
いらないじゃん俺なんか。
所詮その程度。
俺の存在なんて、きっともう必要ないんだ。
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