心のお薬
2004年9月18日寂しがりやの君が部屋を出て。
あれほど「君がいないと生きていけない」と言った君が部屋を出て。
最初に訪れたのは哀しみと寂しさ。
いつも二人で歩いた道。
いつも二人で食べた食事。
いつも二人で過ごした部屋。
いつも君を抱きしめて眠った夜。
すべてが僕を傷付ける罠に変わって。
遠くへ行かなきゃ、君の想い出ばかりで。
食事はまるで作業のようで。
二人過ごした部屋は、一人じゃ広過ぎて。
君が隣にいない夜は、眠れなくて。ただ長くて。
君を恨みもした。
許せない部分があるのはいまも変わらない。
地獄は3週目を終えようとしてる。
君は彼といて幸せですか?
「幸せだよ」きっと君はそう答える。
寂しさに負けそうになって僕にヘルプメールしたのは何故ですか?
隣に彼がいるはずなのに。
僕の事は
「もう信じられない。だから一緒にも暮らせない」
そう言い切ったはずなのに。
そして気付いてしまった。
結局まだ全部僕が握っていることに。
少なくとも彼女の命に関しては。
鬱の波に飲み込まれて、自身の存在を信じられず。
生への執着を失いよろめきながら。
泣き疲れてでも君が眠れたのは、僕が君の安心出来る言葉をあげたからではないの?
本当にギリギリの状態なら。
君は泣き疲れて眠る前に、切るか飲むかしてたと思う。
この半年一緒にいて、君の声を聞けなくなってた僕との暮らしのように。
彼との暮らしは。
この半年とどれほど違うのだろう?
君の寂しさは、どれほど埋まるのだろう?
僕を失ったら、君は本当に生きていけますか?
今、幸せですか?
ほんの少しだけ電話で話した彼は。
僕を一通り批判して偉そうにこう言ったね。
「俺が幸せにしますよ」
彼といて、今までより幸せですか?
君が苦しんでいる隣で安らかに眠る彼は、僕とどう違ったのですか?
君の満たされない想いは、今も変わらないのではないの?
彷徨う心は、今も不安定に安らぎを求めて。
放っておいても死にたくなるほど追い詰められてた君に。
僕はいつも通りの優しい言葉を。
君の安心出来る言葉をあげたね。
けれどもし。
あのとき僕が君を追い詰める言葉を突き刺していたら。
君は生きていられましたか?
彼は君を守れましたか?
彼は君を幸せに出来ましたか?
おそらく・・・まだ僕は電話一本で君を殺せる。
信頼し過ぎじゃないか?
彼の隣は安心して眠れる場所ではないのですか?
僕は君の心のお薬。
ただ傷に塗りこまれるだけの痛み止め。
それが本当は毒かもしれないとは欠片も思われないみたい。
僕が君を裏切ることはないと思っているのかな?
そうだね。
きっと裏切らない。
きっと裏切れない。
君が僕の想いに背を向けるように。
僕が君に背を向ける日は、きっともうすぐ来る。
あれほど「君がいないと生きていけない」と言った君が部屋を出て。
最初に訪れたのは哀しみと寂しさ。
いつも二人で歩いた道。
いつも二人で食べた食事。
いつも二人で過ごした部屋。
いつも君を抱きしめて眠った夜。
すべてが僕を傷付ける罠に変わって。
遠くへ行かなきゃ、君の想い出ばかりで。
食事はまるで作業のようで。
二人過ごした部屋は、一人じゃ広過ぎて。
君が隣にいない夜は、眠れなくて。ただ長くて。
君を恨みもした。
許せない部分があるのはいまも変わらない。
地獄は3週目を終えようとしてる。
君は彼といて幸せですか?
「幸せだよ」きっと君はそう答える。
寂しさに負けそうになって僕にヘルプメールしたのは何故ですか?
隣に彼がいるはずなのに。
僕の事は
「もう信じられない。だから一緒にも暮らせない」
そう言い切ったはずなのに。
そして気付いてしまった。
結局まだ全部僕が握っていることに。
少なくとも彼女の命に関しては。
鬱の波に飲み込まれて、自身の存在を信じられず。
生への執着を失いよろめきながら。
泣き疲れてでも君が眠れたのは、僕が君の安心出来る言葉をあげたからではないの?
本当にギリギリの状態なら。
君は泣き疲れて眠る前に、切るか飲むかしてたと思う。
この半年一緒にいて、君の声を聞けなくなってた僕との暮らしのように。
彼との暮らしは。
この半年とどれほど違うのだろう?
君の寂しさは、どれほど埋まるのだろう?
僕を失ったら、君は本当に生きていけますか?
今、幸せですか?
ほんの少しだけ電話で話した彼は。
僕を一通り批判して偉そうにこう言ったね。
「俺が幸せにしますよ」
彼といて、今までより幸せですか?
君が苦しんでいる隣で安らかに眠る彼は、僕とどう違ったのですか?
君の満たされない想いは、今も変わらないのではないの?
彷徨う心は、今も不安定に安らぎを求めて。
放っておいても死にたくなるほど追い詰められてた君に。
僕はいつも通りの優しい言葉を。
君の安心出来る言葉をあげたね。
けれどもし。
あのとき僕が君を追い詰める言葉を突き刺していたら。
君は生きていられましたか?
彼は君を守れましたか?
彼は君を幸せに出来ましたか?
おそらく・・・まだ僕は電話一本で君を殺せる。
信頼し過ぎじゃないか?
彼の隣は安心して眠れる場所ではないのですか?
僕は君の心のお薬。
ただ傷に塗りこまれるだけの痛み止め。
それが本当は毒かもしれないとは欠片も思われないみたい。
僕が君を裏切ることはないと思っているのかな?
そうだね。
きっと裏切らない。
きっと裏切れない。
君が僕の想いに背を向けるように。
僕が君に背を向ける日は、きっともうすぐ来る。
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